ノロウィルス感染時にはどう対応すべきか、ヘルパー全員で確認を兼ねて研修を行いました。
現在、猛威をふるっているノロウィルスですが、ヘルパーは自身が感染源にならないためにも
きちんと消毒液を作れるよう準備し、訪問しています。
次亜塩素酸ナトリウム消毒液は、ご家庭でも台所用塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)を
使用してペットボトルで簡単に作れます。下記の分量を参考にぜひ活用してみてください。
■通常のお掃除用(0.02%)・・・調理器具、ドアノブ等
1Lのペットボトルに水を入れ、キャップ1杯(5ml)の漂白剤を加える。
■汚染がひどい場所用(0.1%)・・・嘔吐物や便が付いた床、衣類等
500mlのペットボトルに水を入れ、キャップ2杯(10ml)の漂白剤を加える。
続いて 口腔ケアの研修では、実際に歯磨きティッシュ、スポンジブラシを使用し、ヘルパー自身で
体験しました。うがいが不可能な方、胃瘻の方、舌苔のある方は、このような口腔ケア用品を使用すると
効果的であると実感しました。
研修後の感想・・・
■自分で使用してみると、思った以上に口を大きく開けるように感じました。最初は違和感や不快感を
感じましたが、使用後は爽快感がありました。
■力の入れ方、動かし方、唇の開き具合など利用者様の感じ方、気持ちを理解することができました。
今後も自身で体験していき、不快なくケアができるようにしたいと思いました。
■口の中をよく観察し、声掛けをして表情を見ながら行うことが、大事であることを再認識できました。
■唾液の分泌の促し方が分かったので実践したいと思います。