■中核症状とは・・・一般的に認知症の方なら誰でも現れる症状のことを指します。
□[ 記憶障害 ]
□□いわゆる認知症といったときにまず出てくる障害が記憶障害です。昔のことや直近に会った事柄が
□□記憶からすっぽりと抜け落ちてしまう障害です。
□[ 見当識障害 ]
□□日時・場所の理解や方向感覚などが失われ、周囲の人を見ても自分が置かれた状況を判断することが
□□出来なくなります。
□[ 実行機能障害(判断力の障害)]
□□目的が定まらない、自立できない、成し遂げられないというように行動をとる際に支障をきたすことです。
□[ 高次脳機能障害(失語・失認・失行)]
□□失語とは、言語野である大脳が障害され「 聞く・話す・読む・書く 」といった音声・文字などの言語情報に
□□関わる機能が失われた状態をいいます。
□□失認とは、体の器官に問題がないのに五感による認知力を正常に働かせ、状況を正しく把握することが
□□難しい状態といいます。
□□失効とは、体は動いて運動することが出来るにも関わらず、目的とする行動の方法が分からなくなる
□□状態をいいます。
■周辺症状とは・・・認知症による徘徊・弄便・物盗られ妄想・幻覚と錯覚・うつ・抑うつ・暴力・暴言など
映像資料を活用し認知症についての理解を深め有意義な研修会となりました。
この研修会で学んだことを活かしより良いサービス提供に努めてまいります。