【 虐待の種類 】
O*身体的虐待
OO暴力行為により身体に痛みを与える行為。骨折や意識不明に至る重度のケースもある。
O*心理的虐待
OO脅しや侮辱などの言葉や態度、無視等により精神的に苦痛を与える行為。
OOうつ病等の精神疾患になりやすい。
O*性的虐待
OO本人が同意していない性的な行為等。
O*経済的虐待
OO本人の合意なしに財産や金銭を使用したり、本人が希望する金銭の使用を理由なく制限する事。
O*介護や世話の放棄・放任( ネグレクト )
OO介護を放棄・放任し世話をしない事や必要な介護サービスの利用を妨げる行為。
OO食事や水分を与えない等命に関わるケースもある。
O*身体拘束( スリーロック )
OO①言葉により心身の動きを封じる( スピーチロック )
OO②薬剤の過剰投与・不適切投与( ドラッグロック )
OO③物理的に身体を拘束( フィジカルロック )
【 虐待の原因 】
O*家族からの虐待
OO認知症の症状悪化、介護疲れ・介護ストレス、虐待者の障がい・持病、介護に関する知識不足
OO家族関係の悪化、経済的困窮、希薄な近隣関係、介護者の社会からの孤立。
O*事業者からの虐待
OO認知症ケアの難しさ、教育・知識・技術に関する問題、ストレス・感情コントロールの問題
OO人員不足や人員配置問題、倫理観や理念の欠如、虐待する職員の性格や資質の問題。
【 虐待への気付き 】
O*高齢者からのサイン
OO不安がったり怯えた表情をする、身体に痣がある、自傷行為・無気力・無表情
OO投げやりな態度がみられる。
O*養護者からのサイン
OO冷淡・無関心・支配的・攻撃的・否定的、コミュニケーションをとらない、本人に合わせようとしない
OO部屋を見せようとしない。
【 虐待を防止するために 】
O介護( 仕事 )から離れる時間を大切にし、心身の切り替えにメリハリをつける。ストレスケアに努める。
O認知症への理解を深める。
この研修で学んだ事を活かし、より良いサービス提供に努めてまいります。