今月は、職員に自ら「 学びたい 」と思うことを伺い
その中から、研修の内容を決めるという試みを行いました。
様々な意見の中から、希望の多かった「 業務記録の正しい書き方 」について研修を行いました。
■なぜ、記録が必要なのか?
■*訪問し、利用者様へサービス提供を行ったことを証明するため
■*介護者(ご家族等)との連絡のため
■*関係機関との連携のため(情報共有等)
■*介護保険法令上、記録・保管の義務があるため
■*国民健康保険団体連合会(国保連)・都道府県・保険者による指導検査等のため
■ヘルパーの利点として
■*利用者様の異常の早期発見・予測ができる
■*業務効率が良い、質の高いケアが提供できる
■*ケアに対する評価ができる
■*提供されているケアに対して、満足度を高められる方法を模索できる
■どのような記録が良いのか
■自分たちの書いた記録が、どんな時にどのように読まれているかを考える
■⇒利用者様ご本人やご家族、ヘルパー、訪問看護、ケアマネージャー、民生委員、ご近所で
⇒■お世話をして下さっている方など、一人の利用者様に関わる関係機関の方達がそれぞれ
■⇒記録を読んでその利用者様の状況・状態を知ろうとしている
■⇒記録を書く人間は、その記録を読む様々な方に対して、分かり易い言葉で簡潔に
■⇒訪問時の状況を書く必要がある
■どのように記録を書くのか
■簡潔な記録の方法に「 SOAP 」という書き方がある
■Subjective(主観的な情報) : 利用者様が訴えた事柄
■Objective(客観的な情報) : ヘルパーが観察した事柄や第三者が話した事柄
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇maru mm(ただしヘルパーの判断や解釈、感想は含まない)
■Assessment(アセスメント) : 主観的な情報と客観的な情報の分析を統合して書込む
■Plan(計画) : アセスメントの結果、どうしたのか対応を書込む
今回の研修で学んだことを日々の業務で活かし、サービスの向上に努めて参ります。