□転倒・転落事故が起きた時の適切な対処
〇転倒・転落事故で最も危険なのは頭部打撲である。腕や足の骨折等他の部位では
〇多少処置が遅れても生命の危機には直結しないが、頭部打撲は利用者様の状態を見誤って
〇医療機関への受診が遅れると命取りになる。
〇転倒・転落事故が起きた時は、すぐにお名前を呼びかけて意識の確認を行い、返答が無かったり
〇意識に不安がある時はすぐに救急車を呼ぶ。
〇また、意識に問題が無くても明らかに頭部を打撲している時には、サービス提供責任者に報告し
〇かかりつけ医やご家族様に連絡を取り、迅速に受診出来るよう手配する。
〇※その他以下の症状が見られたら119番に連絡する
〇 【 顔 】
〇〇 *顔半分が動きにくい、あるいはしびれる
〇〇 *にっこり笑うと口や顔の片方がゆがむ
〇〇 *視野が欠ける
〇〇 *物が突然二重に見える
〇 【 手足 】
〇〇 *突然のしびれ
〇〇 *突然、片方の腕や足に力が入らなくなる
〇 【 頭 】
〇〇 *突然の激しい頭痛
〇〇 *急にふらつく
〇 【 その他 】
〇〇 *息切れ、呼吸困難
〇〇 *胸の痛みが続く
〇〇 *激しい腹痛・吐血・下血
〇〇 *意識が無い
〇〇 *広範囲の火傷
□119番通報の対処方法
〇①対象者の名前・年齢(生年月日)・性別・症状・現在地(住所)等を確認する
〇②119番通報し「 救急です 」と伝える
〇③対象者の情報(上記①)を伝える
〇④通報者の氏名・連絡先を伝える
〇⑤救急隊の誘導
今回の研修で学んだことを活かし、的確で迅速な緊急時の対応が出来るよう努めてまいります。